レーシックと目薬
レーシック目薬は、レーシック手術後のアフターケアのひとつです。レーシックの手術後、ドライアイをうったえる人は少なくありません。それを改善するため、手術後にはレーシック目薬を処方されるケースが多いようです。手術後のドライアイは通常、日にちが過ぎるにつれて治まってきます。レーシックの手術後は10分おきにレーシック目薬をさしていたという人でも、段々に間隔があいてきます。
レーシックを受ける前に、コンタクトレンズでのドライアイに悩まされている人も多いといいます。目薬が手放せなかった人でも、レーシック後はドライアイの症状が落ち着いてくることが多いです。
レーシックの後遺症としてドライアイが残る人もいます。しかし大半の人が、コンタクトレンズでのドライアイよりもレーシック目薬をさす間隔は長いようです。レーシックの手術後、フラップの形成不全などで感染症にかかる人もいます。この場合は、抗生物質のレーシック目薬が処方されます。抗生物質のレーシック目薬と聞くと、安全性が心配になってきます。ところが経口薬よりもレーシック目薬の方が、確実に感染症をおさえられるといいます。
経口薬は、どうしても消化・吸収に時間がかかります。その点、レーシック目薬ならば、感染している部分に直接、薬を投与できる利点があります。フラップを元に戻すと同時に、レーシック目薬を処方どおりに点眼すれば、重大な事態に陥ることはないといっていいでしょう。ただし、感染症のレーシック目薬は、医師の指示通りに点眼しましょう。
もしドライアイを併発しているのであれば、ドライアイ用のレーシック目薬も処方されるはずです。
2種類のレーシック目薬を正しく点眼することにより、どちらの症状も緩和されていくと思われます。
点眼薬は目に直接、投与するものです。それだけに、正しい使用法が重要となってきます。よく見かけるのは、目薬を目頭に当てて点眼する方法です。
これは皮膚についたほこりや雑菌が目薬とともに、目に入る可能性があります。レーシック後には、感染症の原因ともなってしまうので、絶対に避けましょう。目薬の正しいさし方は、顔を上向きにし、目から2センチ程度離したところから点眼します。
また、屋外での点眼は、容器内部にほこりなどが入る可能性があるので、十分に注意が必要です。そして、ふたの内部を手で触ることはやめましょう。これも雑菌が入る原因となり、感染症などを起こす可能性が高くなります。
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